……はい?

姫「えっ、何の冗談…うわっ!?」

私がフリーズしているといきなり抱き付かれた。

ええぇぇ!?\(@◇@;)/※←(パニック!)

涼「一先ず、認めますわ。貴女と海斗様の事。

だけど、奪うつもりだから、君の事。僕が惚れた初めての女性だ。」

耳許で囁く涼子さんは最初は女性の声で、だけど途中は声が低くなった。
それは完璧に男性の声で…

姫「あ、貴方、まさか…おと…」

涼「シーッ。お父様に怒られちゃうから。今は黙っててね?」

私の唇に人差し指を当て、悪戯っ子のように笑う涼子さん。
見た目は完全に女性だ。けど、よくよく見ると喉仏があった。

姫「ま、まじで!?」

涼「マジです。」

海「姫華ー!」

振り替えると海斗が手を振って呼んでいる。