しかしその姿は純白のドレスに漆黒の黒髪がなびいて、まるで蝶が舞っているかのように美しかった。
姫「残るは、お前1人。」
最後に残ったのは窓際に走った少し背の低い男だけだった。
「く、来るな!!」
ガチャと銃を向ける。
しかしその手は明らかに震えていた。
姫「素人がそんなオモチャ持っていたら危ないよ。」
ゆっくりと姫華はその男に近付く。
そんな姫華に、只でさえ混乱し恐怖している彼は更にパニックになり…
「う、うわぁぁぁ!!」
バァァン!
つい引き金を引いてしまっていた。
海「姫華!?」
思わず叫ぶ海斗。
だが…
姫「そんなもの、当たらないよ。」
弾は、姫華の左頬を少しだけ掠り、壁に撃ち込まれていた。


