見ると確かに鬼崎 海斗が沢山の女達に囲まれていた。しかも笑っている。

流「アイツ…何で…」

明「そういえば、今日は鬼崎グループが何か発表があるからとパーティーを開いたみたいだぞ。」

流「発表?」

発表って何を言う気だ?
それより、アイツ…姫華がいるのに何で他の女に笑いかけてんだ!?

俺が睨んでいると、向こうも俺に気付いた。
けど、アイツは興味ないという風に視線を外す。

流「鬼崎…ふざけるなよ…」

ポツリと呟いた言葉は誰に届くことはなかった。