黒崎が来て1週間。

流「姫~!一緒にご飯食べよ♪」

姫「寄るな。触るな。話しかけるな。」

流「ヒドイ!恋人なんだからいいじゃん!」

姫「私の恋人は海斗で、これまでもこれからも黒崎なんか眼中に入ることはないから!!」

ウザイ…果てしなくウザイんだけど!!(泣)

海「姫華、おいで?」

パッと腕を拡げ、私を呼んでくれる海斗。
素早くその腕の中に逃げ込む。

流「ちょっとさ…邪魔しないでよね?」

少し不機嫌に突っ掛かる黒崎。

海「邪魔なのはお前。
姫華に近づくなと言った筈だ」

流「嫌だね。姫華は俺の妻にするんだ。
鬼崎こそ気を利かして離れろよ。」

……何なんだろ。この勘違い男は。
今までもウザかったが、ここまで私を自分のものとは言わなかったよ?