バチ

あっ、ヤベ。今目が合った。

黒崎はずんずんと近付いてきた。何でだ?

流「なぁ、姫華は?」

海「お前に答える義務ない。」

プイッと顔を反らす。コイツの顔なんか見たくもない…

流「ふーん?余裕がないんだな?
俺に姫華が取られると思ってビビってんのか」

は?

何コイツ…マジでキモい

海「どうゆう意味だ。」

コイツは今日初めて会ったんだぞ?
なのに、今の言い方は俺が姫華の恋人だと知っているような口振りで…

流「あれ?わかんない?

アンタだよな…?俺の姫華を奪ったのは。」