見ると姫華は顔を引き吊らせ少し殺気を放っているけど、八雲さんは笑顔で殺気を俺に放っているから怖い。
美「あらあら、これくらいで怒るなんて組長になる人は心が狭いわね?」
海「緩く毒吐くんですね。」
美「それほどでも~」
海(褒めてないです。)
美奈子さんに離れてもらって八雲さんに向き直る。
海「すみません、俺が姫華と離れたせいで彼女を危険な目に合わせてしまい」
姫「海斗、それは私が油断したから…!」
姫華は否定しようと口を開いたが俺が手で制した。
原因はなんであれ大切な娘を危険な目に合わせてしまったのだ。ケジメはつけないと。
海「申し訳ありませんでした。」
俺が頭を下げるとフッと笑われた。