姫「ふふっ、そういえば…初めてかな…?海斗の家族の話って…
ということは、お父さんに大地さんが似て、空海さんと海斗がお母さん似?」

海「そうかもな。母親はどうやら見た目は特に俺が似たらしいが、性格は空海らしい。」

姫「そうなんだ。それは見てみた…ふぁ…」

思わず欠伸が出てしまった。だって、話ながらずっと頭を撫でられ続けそろそろ限界が近いのだ。

海「眠って良いぞ。お前が眠ってくれたら安心して俺も眠れるから。」

姫「…ん…ごめん…じゃあ、起きたら…また…いっぱい話そうね…?」

海「ああ。お休み、姫華」

海斗の胸に擦り寄り顔を埋める。

トクントクントクン

少し速い海斗の鼓動をBGMに私は深い眠りについたのだった。