驚きました。彼はわりと好かれるタイプなので、まさかそんな扱いを受けていたなんて…
流『そんなある日、屋上で昼寝していたら姫華に会った。』
そう言うと目を細め少し嬉しそうに笑っていました。
流『アイツ、サボってた俺を先生言われて探しに来てさ、"私に迷惑だから早く戻って"って言いやがんの。』
涼『姫華さんらしいですね。』
流『けどさ、俺としては居心地悪いから戻りたくなくて…
それを言ったら、"なら一緒にサボる"って』
ほう、今ならあり得ません。
流『その時、俺は彼女も媚びを売るのかと思った。けど姫華は隣で横になるだけで何も言わなくて…
俺は思わず聞いたんだ。"お前は俺に媚びを売らないのか?"って』
流『そしたら、"どうして媚びを売る必要がある?御曹司だから?下らない。黒崎君は黒崎君。私のクラスメートで隣の席の黒崎 流君でしょ?"
嬉しかった。前の学校でも、パーティーでも、皆家のことしか見ないだろ?姫華はちゃんと"俺"を見てくれた。』


