海(感覚はあるのか。)
桃「普通はないよ。私は今、死神様の元で修行しているから普通の霊にも少しわかるんだよ。」
海「あのさ、頭の中の文字に反応するなよ。
つか、何で死神の元で修行してんだ?」
そう聞くと少し悪戯っ子のように笑い
桃「秘密♪」
そう言って何も教えてくれなかった。
桃「それより、早く帰ってあげたら?あの子、心配で殆ど寝てないよ。」
あの子…?姫華か!?
海「帰れるのか?」
どうやってここに来たかもわからない。なのに、帰れるのか?
桃「帰れるよ。貴方が強く帰りたいと願えば、魂は体に還る。」
コツンと俺と桃華の額がぶつかる。
冷たい。だけど、何故か胸が温かい気がした。
フワリ
一瞬、浮遊感を感じた。
…が次の瞬間
海「!?」
俺はまっ逆さまに落ちていた。
桃「姫華を幸せにしてあげてね?お願いだよ!」
桃華の声を最後に俺は意識を手放した。


