姫「…? 何…?」

海「どうゆう…つもりだ」

流「…結局、俺は無い物ねだりだったんだな。」

姫「え?」

ドォン

姫・海「!!」

いきなり、何の前触れもなく黒崎がまた発泡した。

しかしそれは…

パラリ

姫「え?」

銃弾は誰に当たることなく、姫華を縛った縄を切っていた。

流「行け。今なら鬼崎も間に合うだろ。」

姫「黒崎、アンタ…」

流「お前達も逃げろ。警察には俺1人で良い。」

「ですが、坊っちゃん!」

流「いいから、これは俺の我が儘だ。行けよ。」