海「…ハァ…ハァ…ここか…」
黒崎の電話からノンストップで走って倉庫に着いた。
海「…ハァ…ッケホ!
無事だろうな…?姫華」
息を整え倉庫の扉を開ける。
ギギギギ
海「…またよく集めたな。」
中には数えきれない程の男達がいた。
「ん?何だ、お前?」
海「黒崎を出せよ。お望み通り、1人で来てやったぜ。」
俺に気付いた男にそう言うと男は驚いた顔をして、しかしすぐにニヤァ~と嫌な笑顔をした。
「テメェが昇龍の副総長か。
オイ!客が来たぜ!存分にもてなせ!!」
そいつの一言で俺に気付いた男達が俺を囲む。手には鉄パイプが握られており、ちょっとマズイかも知れねぇ。