ガヤガヤワイワイ 沢山の人が行き来する街中、彼女を見つけたのは奇跡だった。 「姫華、早くおいで!」 「海斗待ってよ~!」 後ろから愛しくて愛しくて仕方ない彼女の名が呼ばれてた。 振り替えると5人の男女がいた。その中心には… 「姫華…?」 去年、いきなり転校してしまったあの子が… そして、その隣には… 「誰だ…?あの男は」 姫華の手を繋いで幸せそうに笑う男がいた。 そして、姫華もまた幸せそうに笑っていた。