「有り難うございます。洋服は大丈夫です。」
「後は、こちらで 拭きますから、あちらの御席へ…」
床まで、濡らしてしまった。
申し訳ない気持ちになりながら、一つ後ろの席に移動…
別のウエストレスのお姉さんがオシボリとお水を持って来た。
「ご注文は?」
「コーヒーと?」
「ココアで…」
「はい。かしこまりました。」
ヤレヤレ…
「元気だった?」
「はい。元気でした。
安西さん?ホントにこの前は、ごめんなさい。」
「フフフ… まだ 気にしてたの?」
「はい。酷い事 言っちゃったから…」
「気にしてないから、真奈ちゃんも 忘れて?
それより、今日は楽しもうねぇ。」
「はい!!…」
とびっきり良い返事をしてしまった。
安西さんは、ヤッパリ 綺麗な瞳で笑っていた。
「さぁ〜何処へ行こうかな?」
「えっ?まだ 決めて無かったんですか?」
「ごめん。色々 考えたんだけどねぇ。
普段 出掛けたりしないから…」
