「それがさ…彼と、凄い親しげなんだ。名前で呼んだりしてさ…」
「真奈?あんた そんな事位で ヤキモチ妬いてどうするわけ?」
益々 呆れ顔の洋子…
「問題はそれからなのよ… 私 頭に来ちゃって、トイレに逃げ込んだの…
そしたらねぇ、私が席を外してる間に 家の両親と堤下恭子が 彼のお店へ行く約束してたの…」
「ハァ?又 何で?」
「堤下恭子が父のファンだったみたいで…」
「成る程…で、お店に行ったわけだ。」
「うん。…
それでね、今朝 母から聞いた話しだけど 彼女 安西さんの事が好きなんだって…」
「あんたみたいな、オヤジ好きがいたんだ?
それで、彼は?」
「分からない。でも 堤下恭子の片思いだとか…」
「な〜んだ。じゃ 気にする事 無いじゃん。」
「大ありだよ!彼女が私のライバルだよ?私に勝ち目あるって思う?」
「ねぇ 真奈?彼は、外見で判断するような人なの?」
「いや…そうかな?いや…違うよ。」
「もう どっちよ!外見より中身の問題でしょう?あんたが彼に対して 思う気持ちって、誰よりも一番じゃないの?
ライバルが可愛いかったら、負けちゃう思いなの!?」
