永遠(とわ)に…


「朝ご飯の支度 出来てるから、ちゃんと食べさいよ。じゃ、仕事に行って来るから…」


「気をつけてねぇ。行ってらっしゃい。」


父も母も出掛けた。


私は、母が作ってくれた朝食を食べ 部屋に戻った。


朝になっても、気分が選れず、親友の洋子に電話をしよう。


洋子も短大を合格し、彼女も春から一人暮らしをするのだ。



ピッ…



「もしもし?洋子?」


『おはよう。真奈…
朝から、どうしたの?』


「うん。…ちょっと 聞いて欲しい事があってさぁ。今から時間ある?」


『今からだったら、良いよ。午後から、彼氏と会う約束してるけど…
今から、真奈ん家 行こうか?』


「分かった。待ってる。」



30分後 洋子が家に来た。


ピンポン〜



「開いてるよ。…」


ガチャ…


「お邪魔しま〜す。」



「どうしたの?何かあった?」


私は、親友の洋子に安西さんの事を相談してたのだ。


「部屋に行こうか?ジュース持って行くから、先に行ってて…」