「ごめんねぇ。確かファーストキスだったよねぇ。相手がこんなオジサンで…」
「そうじゃなくて、私 嬉しくて…」
「アッハハァ〜 モテないオジサンを慰めてくれて、ありがとね。」
「安西さんは、モテないんじゃないです。
こんなに素敵な男性に振り向かない人なんて居ません。安西さが、心を開かないだけです。
ほら、周り見て下さいよ。女の人達 貴方を見てるじゃないですか?」
「怒った真奈ちゃんも、ホント可愛いよ。」
私は決心した。
「安西さん?彼女居ないんですよね?
私を貴方の彼女にして下さい。」
言っちゃった。…
コーヒーを吹き出した。
ブホォ…
「ご…めん。大丈夫?」
「冗談じゃなくて、私 本気です。」
「ゴフォ… 真奈ちゃん?君 今 何言ってるか 分かってる?」
「分かってます。貴方に告白したんです。」
「君の気持ちは、嬉しいけどさぁ、だいいち 兄弟以上に歳が離れてるんだよ?君には、僕よりお似合いの彼氏が出来るよ。」
「今は片思いでも構いません。いつか、貴方が振り向いてくれるまで、私もっと 大人の女性になります。」
