シャワーをすると、頭痛が少し良くなった。
今日は、店の定休日…
クリスマスの二日間は、稼ぎ時だけど、従業員にも 彼氏が要れば 彼女も要る だから、無理矢理 店を開ける事はしない。
休日は、部屋で寝ているだけ、急用が無い限り 外出はしない。
着替えを済ませ 部屋のカーテンを開けると 昨日とは、うって変わって 良い天気だった。
未成年の女の子に ウキウキするなんて、変な奴だと自分で思った。
彼女が待つホテルへ急いで 車を走らせた。
昨日の御礼に、昼飯でもご馳走するか…
そして、後10分で到着すると 彼女に連絡をした。
ピッ…
「真奈ちゃん?」
『はい。…今 何処ですか?』
「もう直ぐ着くよ。…」
『分かりました。ホテルの前のバス停で待ってます。』
「了解。…」
ポプラ並木を通り過ぎ右へ曲がると…
僕の目が彼女の姿を捕らえた。
まるで、子犬のようにピョンピョン飛び跳ねて、両手をブンブン振っている。
ヤッパ 子供だな。
