私から写真を受け取ると、安西さんは 上着の内ポケットに仕舞いこんだ。
「その方、安西さんの?」
「さぁ?どうだろねぇ?想像に任せるよ。」
ヤッパ 彼女だよねぇ。
なんだか、急にテンションが下がった。
「で、何するか決まった?」
「ホッとココアってあります?」
安西さんの綺麗な瞳が真ん丸になった。
えっ?
私、何か?
「もしかして、君 アルコール飲めないの?」
そうだった。
ここは、Bar お子ちゃまが飲むような飲み物なんて、あるわけないか…
「ごめんなさい。まだ 飲んだ事 なくて…」
「君?まさか?…」
「高校生なんです。…」
「そっかぁ… 大人っぽいから てっきり 大学生くらいかな?って 勘違いしてたよ。
未成年なら、お酒は飲めないねぇ。
コーヒーは 飲める?」
「はい。ミルクたっぷりなら…」
安西さん?
今 子供だと思って 笑ったでしょう?
「まだ、子供でごめんなさい。」
「いやいや、可愛いなって… 笑ったりして僕のほうこそ悪かったねぇ。」
