永遠(とわ)に…


「町並みのイルミネーションが 綺麗だったから 徒歩で お店に…」


「ダメだよ?夜の一人歩きは…」


「ごめんなさい。…」


「謝るのは、僕の方だね。君にお願いしたからだよな…」


ホテルで見掛けた時は、私服姿だった。


しかし、仕事柄か 今はスーツ姿…


うっとりしそうな位 素敵だった。


「どうした?そんなに見詰められたら、穴が空きそうだよ。」


「ごめんなさい。…」


「さぁ、雪が降り出して寒いから 急ごう。」


「はい。」


彼と相合い傘で お店に向かった。


彼は、自分の上着を脱ぐと私の肩にそっと 被せてくれた。


「私 大丈夫です。安西さんが 風邪引いちゃいますよ?」


「大丈夫!僕より君の方が心配だから…」



その目は、反則だよ。


そんな綺麗な瞳で見詰められたら、言葉を無くしちゃうよ。



「さぁ。急ごう。
もう 近くだから…」


「はい。…」