『申し訳ないねぇ。店の場所 分かる?』
「ええ…名刺の裏側に地図があったので…」
『じゃ、お願いします。
近くに来たら 電話して貰えるかな?迎えに行くよ。』
「はい。じゃ、後で…」
ピッ…
私は、彼のお店に向かった。
タクシーで行けば、20分も掛からないはず…
しかし、綺麗にイルミネーションが飾られた 町並みを 歩いてみたかったから、徒歩で向かった。
さすがイヴの夜…
街を歩く人は、カップルばかり…
幸せそうで羨ましいなぁ。
要と別れずに居たら あの人達のように 仲良く この町並みを歩いていたのだろうか?
あっ!
夕方から、冷えてきたと思ったら 雪が降ってきた。
ホワイトクリスマス…
大学生になったら、彼氏見付けなきゃ…
そんな妄想に耽り歩いていたら…
「彼女?一人で何してんの?」
いかにもチャラそうな、男二人組が声をかけてきた。
「……………」
「可愛い顔して、無視すんなよ。ねぇ 俺達と 今から遊ばない?
一人で淋しいでしょう?」
