お水のオーナーか…
もしかして、父のファン?
男性なのに恋愛小説だなんて…
でも、彼の悲しげな瞳が今も印象に残る。
私は、連絡があるまで母と過ごす事にした。
そうこうしている間に披露パーティーは、終わったようだった。
ピッピピ…
【お母さん。】
『真奈?パーティーの途中で 抜けだしたりして、今 何処に居るの?』
母が怒っている様子。
「そんな大きな声を出さないで…」
『だ、か、ら…何処に居るのよ。』
「部屋…」
私は、迷子になりそうだったので、フロントでキーカードを貰い 部屋に戻っていたのだ。
『分かったわぁ。直ぐに行くから…』
父が用意してくれた部屋は、最上階のスィートルーム…
私は、部屋の窓から夜景を見ていた。
私は、父にプレゼントとして、この部屋を予約して貰ったのだ。
百万ドルの夜景って こう言うのを言うのかもしれない。
ピンポン…
ガチャ…
「うわぁ〜素敵な部屋だこと…」
