「だってこの前の7国会議にもその前の7国会議にも出席してなかっただろ」
ライから予想外の言葉が飛び出した。
「この前の・・・・・7国会議・・・?その前の・・・・・7国会議・・・・? ・・・・・なんのこと?」
ライとサニーは私の発言に
驚いた様子だった。
私もかなり驚いていた。
会議・・・・?
私そんなこと言われてない・・・・
今回は言われたけど・・・・
どういうことなの・・・・?
「・・・・レイン・・・?どうしちゃったの・・・・?会議休んでたでしょ?この前も・・・その前も・・・・」
サニーが心配そうに
うつむいている私をのぞき込んでくる。
「・・・・・休んでなんかないよ・・・」
「・・・・!?」
「・・・会議があることすら知らなかったの・・・・・・知らされてなかった・・・・私には」
「どういうことなんだ?」
「分かんないよ・・・・なんで私に知らせてくれなかったのか・・・」
「・・・みんな周りの人が言ってたよ・・・」
「え?」
サニーが私をまっすぐ見つめる。
その瞳からは・・・・
――何か嫌な予感が伝わってくる。
そんな気がした。
「レインは・・・・カイとケンカして、戦いになってカイに重い怪我を負わせて・・・・」
"カイ"
予想外な言葉に・・・・不安はますます
大きくなる。
「罪を償っている最中だって。」

