『なにを、勘違いしてんの?
お前が言う えりちゃんは
俺の妹なんですけど…。
いくらなんでも妹に手は出さないし』
「え、うそ…えぇえぇぇぇえ!?
僕の勘違いなの…///////?」
やばい、恥ずかしいよ…。
『なに、お前それで泣いて出てったの?
ってことは…俺のこと…』
にやにやしながら僕に詰め寄ってくる。
「違います!好きじゃないし!」
本心のはずなのに、
こんな性悪でキス魔の先生なんか
好きなはずないのに
自分に嘘ついた気分になる。
先生の方をチラリ見てみると
一瞬だけ、悲しい顔したように見えたが
またいつもの表情にもどり
『俺、嫌われてんね へへ。
ねぇ ちょっと話聞いてくれる?』
なんだ、びっくりした
ショック受けたかと思った。
僕が "いいよ"と頷くと話し始めた。