『てめぇら、誰の女に手だしてんの ?
さっさと消えろマセガキ野郎』
バタバタと逃げる足音聞こえて
急に身体が軽くなった
恐る恐る目を開けると……
走ってきたんであろう
男子たちを追い払ってくれたんだろう
息切れしている先生の姿があった。
『転校生ちゃん、ここから出よう?』
優しい表情を浮かべながら
僕にそっと白衣を羽織らせてくれて
僕らは屋上を後にした。
僕らは保健室へ行った。
着いたとたん、腰が抜けてそのまま
床から立てないでいる僕。
すると先生は…
『お前、馬鹿なんじゃない?』
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…