『てめぇら、誰の女に手だしてんの ?
さっさと消えろマセガキ野郎』

バタバタと逃げる足音聞こえて
急に身体が軽くなった
恐る恐る目を開けると……



走ってきたんであろう
男子たちを追い払ってくれたんだろう
息切れしている先生の姿があった。



『転校生ちゃん、ここから出よう?』

優しい表情を浮かべながら
僕にそっと白衣を羽織らせてくれて


僕らは屋上を後にした。







僕らは保健室へ行った。

着いたとたん、腰が抜けてそのまま
床から立てないでいる僕。


すると先生は…




『お前、馬鹿なんじゃない?』