コイ ノ カタチ

言い合うみんなをなだめていると、注文したドリンクが運ばれてきた。


「幹事は佐野と大西、どっち? 乾杯しようよ」




しばらくカラオケもせずに懐かしい話をしていると、マキのケータイが鳴った。


「ミカ、キャンセルだって」

「えー」


「でもさぁ」


ケータイをバッグにしまったマキが、ぽつりと言った。


「どうもカラオケにいるっぽいんだよね」