私の彼氏

M市での一連の事件が一段落した頃、モスクワのとある諜報機関でのことである。

その諜報機関のボスらしき男がメンバーを集めた。

「今日は皆に新しいメンバーを紹介しよう。はるばる日本からスパイとして我が祖国にやってきたウメコ・ウメサキだ」←ロシア語


「ワシは日本では死んだことになっておる。ロシアではアナチェンコ・ウォッカと名のらせてもらうぞ」

その後、梅子、いや、ウォッカはスパイとして世界をまたにかけた。





おしまい


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