「どうなんですか? 青山さん!」
山崎が落としにかかる。
「確かに、五月は俺が殺したよ。しかし、なぜ、俺がゲイだとわかった?」
「梅崎梅子さんが、あなたの雰囲気から感じとったのです」
「あのババアか。ただもんじゃないと思っていたが…。では、なぜ俺が盗撮され脅迫されていたとわかった?」
「先日、この部屋からヴァイブが出てきました。警察がこの部屋をちゃんと現場検証していないということです。また、家具やパソコンなどもそのままおいてあります。しかし、絶対にあるはずの物がありませんでした」
…………。
「DVDね!」真由美が答えた。
「そうです。五月がこれまでに盗撮したDVDが全く出てこなかったのです。これは、警察、いいえ、青山さんが持ち出したからです。なぜなら、あなたは自分が出ているDVDを処分したかったからです」
「まいったな。その通りだよ。しかし、押収したどのDVDを見ても俺は映っていなかったんだ」
山崎が落としにかかる。
「確かに、五月は俺が殺したよ。しかし、なぜ、俺がゲイだとわかった?」
「梅崎梅子さんが、あなたの雰囲気から感じとったのです」
「あのババアか。ただもんじゃないと思っていたが…。では、なぜ俺が盗撮され脅迫されていたとわかった?」
「先日、この部屋からヴァイブが出てきました。警察がこの部屋をちゃんと現場検証していないということです。また、家具やパソコンなどもそのままおいてあります。しかし、絶対にあるはずの物がありませんでした」
…………。
「DVDね!」真由美が答えた。
「そうです。五月がこれまでに盗撮したDVDが全く出てこなかったのです。これは、警察、いいえ、青山さんが持ち出したからです。なぜなら、あなたは自分が出ているDVDを処分したかったからです」
「まいったな。その通りだよ。しかし、押収したどのDVDを見ても俺は映っていなかったんだ」



