「サナは婚約者では、ありません」
いきなり口を開いたお嬢様、発した言葉がなんとまあ‥
‥まあ事実だけどさ、そんなに否定しなくたっていいじゃない
俺だって、傷ついたりすんだ
「ですが‥」
1人いじけてると、お嬢様はまた口を開いた
それに反応して耳だけ傾ける俺
「ずっと、側にいて頂きたいとは思っています」
「‥へぇ、何で?」
ずっと黙ってたと思ったらまだニヤニヤ笑いながら煙草を吸いだす不良保健医
「私は、サナのことが好きだからです」
「「は?」」
俺は勿論、
凌央もこの展開は予測出来てなかったのか、持ってた煙草の箱を落とした
いや、え?
いやいやいやいやいやいや!!
「じ、冗談か?歩」
「何を仰いますか!本当です!」
いやいやいや!
「だから、サナって呼ぶんですよ!特別だから」
顔、赤いよ 歩
何かさ、告白してくれんの嬉しいんだけどね
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