「えっ。ちょ」

焦った。

とりあえず病室に運ぼうと思って

名前を聞いた。

「名前は?病室まで歩ける?」

でも、返事が来ない。

あれ。

返事もできないくらい苦しいのか!?

やばい。

ふと、女の子の手を見た。

手紙を持っている。

そこに名前が書いてあった。

安藤緋奈

安藤さんか。

俺は急いで安藤という名前が書いてある

病室を探した。