『懲りねぇなぁ…アイツ等も…』
「俺が片付けてこぉか?」
とチャラ男の友哉。
『いや…お前は止めとけ』
「はぁ〜?何でだよぉ…」
と、猫撫で声で言ってくる。
アタシ、それ嫌いなんだってば…。
『あのさぁ…その喋り方いい加減止めてくんね?』
「あっ、悪ぃ、悪ぃ(^_-)てか、話反らすなよぉ!」
ああぁぁ…だからその喋り方!!!
『お前が行くと面倒臭ぇ事になんだろ?』
「何だよぉ!!それぇ…(`3´)」
はぁ…もう良いや…(- -;)
『アイツ等ゎただ憂さ晴らしをしたいだけだって…だから、そっとしておけ』
「何だよ…つまんねぇなぁ」
口を尖らせふて腐れる友哉くん…
『あ〜…面倒臭せっ』
そう呟いた望夢は急いで口を塞いだ。
幸い友哉には聞こえてないようだ。
アイツに聞こえていたら今頃どうなっていた事か…。
友哉はしつこい。
とてつもなくしつこい。
あの15代目総長、柊ですらお手上げだったのだ。
あっ、今でもお手上げですよ…?
だから望夢が言った事を友哉に告げようとするものは誰一人として居なかった。
そんな時…