望夢はある場所へ足を運んでいた。
着いた場所は墓場だった。
足を進める。
あるお墓の前で立ち止まる。
その、墓石には"織田家之墓"と彫られている。
その時、あることに気付いた。
やっべ!!花と線香…忘れた…。
「望夢?」
『しゅ…駿さん!!』
「来てくれたんだ♪」
『当たり前』
「そっか…ありがとな★」
『でも…花と線香忘れたんだよな…』
「良いって♪そんな事アイツには分かんねぇって!!」
『だよな♪でも、今度来る時は、花と線香、持ってくるから』
その日は、高校に受かった事を一馬に報告した。
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