LOVE〜強さに隠した涙〜



入学式が終わり、教室に戻る。


すると、さっき喧嘩吹っ掛けてきた男が

「俺、佐野友哉。織田望夢ちゃんだろ?さっきはゴメンな〜(^_-)」
佐野と名乗った男は、顔の前で手を合わせ謝ってきた。

『何でアタシの名前…』
「有名だぜ?唯一の女子なんだから♪」
『…………あっそう』
「塚、痛かったなぁ〜。さっきの…」
ワザとそうに、佐野が望夢から殴られた腹部をさすった。