* * * 『んっ……』 「っ…あっ!!!望夢?気が付いたか。良かった」 そこは、一馬の家だった。 駿が優しく微笑んでホットコーヒーをくれた。 『っ…あっれ?アタシ…何でここ居んの?』 「あれっ…憶えてねぇの…?」 話を聞くと、河原で倒れていた望夢を駿が発見し、ここまで運んだのだという。