LOVE〜強さに隠した涙〜



『違う…。一馬じゃない。一馬はアタシをおいて死んだりなんかしない』
「望夢…」
『一馬にそっくりな人だよ。絶対そうだ』
「一馬だよ。間違いなく一馬だ。望夢だって分かるだろ?」
『知らない…アタシはこんな人知らない!』
そう叫んで望夢は部屋を飛び出した。