《望夢…?》 何も言えないでいる望夢に心配したのか、駿が声をかけた。 『あっ、スイマセン……』 《今どこ?》 『家に居る』 《分かった。すぐに行く》 『ねぇ、駿さん』 《ん?》 『何でもねぇや』 《そっか》 それから数十後、駿が望夢を連れて一馬の居る部屋へ戻ってきた。