* * *
「いい加減病院行きましょう?」
「イーヤーだ!!」
「本当、子供じゃないんだから…」
未だ、病院に戻ろうとしない駿をどうにか説得しようと必死になる新田。
そろそろ、新田も限界になってきた。
「さっさと行きますよ!」
「うわぁぁ!!痛ってぇ!」
駿を無理矢理起こし、自分の首に駿の腕を廻し、引っ張って行く。
「イテェって…(涙)」
涙目で訴える駿を無視し、ズカズカと進む。
龍蛇メンバーが居る部屋のドアを開け、
「誰か手伝ってくれ」
と、新田が叫ぶと、藤井が駆け足に来た。
「悪いな。肩を貸してくれ。俺は車回してくっから」
藤井が駿の肩を持つと、新田は玄関の方に駆けていった。
