織田望夢、通称"赤髪の鷹"は、暴力団、西條組の前に姿を現した。 「やっと、出てきやがった」 と、厳つい男。いかにもというような感じだ。 『アタシに何か用?』 「何言ってやがる!忘れたのか?アイツ等の事…」 『んな雑魚のこと、いちいち覚えてねーよ』 「貴様…ッ!」 相手の方は怒りに震えながら鬼のような形相で鷹を睨み付けている。 それでも、鷹は動じない。 『言っとくけど、アタシ喧嘩はしないよ』 そう言って、鷹は相手以上の剣幕で睨み付けた。