金髪ヤンキーと保健室の変人は。




[美胡ちゃん俺も風呂入って
くるからベッドで待っててねー]



そう言ったくせに
葵さんは部屋から出ていこうと
しない。



「葵に代わって。」



[わ、分かった]



先生の声があまりにも
低くて狼みたいだったから

逆らうことはせずに
葵さんに代わった。



[ん、そうだよ。
美胡ちゃん可愛いから
俺 我慢できないかもねぇ]



なにを言ってるんだ葵さんは。