金髪ヤンキーと保健室の変人は。




――‥‥



[ごちそうさまでした]



[ハハッ、いい食いっぷり
だったよー。
お風呂も入っておいで]



[え、と‥]



いいのかな?

ここまでお世話になっても



[気にしなくていいよ。
ゆっくりしていけばいいから。
ね?]



葵さんはどこまでも
優しい人だ、本当。



[じゃあ‥入らせてもらいます]



久しぶりのお風呂に入って
葵さんに言われた部屋の

ベッドにごろんと寝転ぶ。