金髪ヤンキーと保健室の変人は。




[そんなとこじゃ寝れないし]



[じゃあ、膝枕してやろっか?]



先生の言葉が

ベッドで寝てる生徒に聞こえ
ないかとヒヤヒヤする。



[床で寝るんで心配しないで
ください]



掛けてあった先生の白衣を
床にしくと

あたしは、その上にゴロン
と寝転んで先生を見上げた。



[‥先生、香水つけてるの?]



[いんや、つけてない。
つーか お前なにそれ嫌がらせ?]



[‥(先生の匂い)]



鼻血だしてもいいですか?