金髪ヤンキーと保健室の変人は。




――‥‥



最後のあの笑顔がまだ俺は
忘れられなくて。

そのあと見つかった手紙には

"お兄ちゃん大好き"

と書いてあって。



悠紀の両親には二度と顔を
見せるなと言われた。

そう思うのは当たり前だ

俺が一緒に居てやれば‥。



後悔なんて小さな言葉じゃ
足りなくて


でも、自分の命を終わらせる勇気
なんてない俺は


今、ここに居る。