金髪ヤンキーと保健室の変人は。




[美胡は、俺にどうして欲しい?]



[‥整形してほしい]



[いや、無理だろそれは。]



[だって先生 生徒から人気あるし
よく告白されてるし
あたし魅力ないし、]



次の言葉が出るまえに
あたしの体を、ぐいっとベッドから
起こしたのは

なぜか泣きそうな顔をした先生。



[不安にさせてごめんな]



ゆっくりとあたしの頬を
撫でる手は冷たい。