金髪ヤンキーと保健室の変人は。

[ふーん。]



[全く興味なしだな。
‥あー、後 風呂上がりに
俺の前に現れんな]



[なんで?]



[触りたくなるから。]



しれっとした表情で
変態発言ができる先生は

きっと頭のネジをどこかに
落としちゃったんだろう。



[名字じゃなくて
"美胡"って呼ぶから]



そう言って小さく微笑むと

あたしの髪をくしゃりと撫でて
キッチンに消えてった。