金髪ヤンキーと保健室の変人は。




[先生、やんちゃだったんだね]



[おー。]



否定することもなく
あっさり認める先生を
あたしは、ふと疑問に思った。



[ねぇ先生]



[んー?]



[先生は昔の自分、嫌いじゃないの?]



[‥‥‥。]



そこで困ったように少しだけ
眉を下げた先生。