[正直言うと、瀧川だっけ‥ 瀧本だっけ‥] [‥瀧山ですよ、先生] [瀧山のことぶん殴りたい。] その目をみれば、それが 嘘じゃないことなんて すぐ分かる。 [でも先生がぶん殴りたいくらい 嫌いな瀧山に、あたしは 従ってしまいました‥] [、美胡は悪くない。 美胡は優しすぎんだよ] ふわりと、あたしの髪を 撫でる先生。