アダムに圧倒されて、女子達は湖に入り、魚を捕まえようとする。




ちなみに直樹は興味がないのでアダムの隣に座っている。





数分後、魚を大量に捕まえた沙織と、ただずぶ濡れになった彩華達が湖から上がってきた。







「フフフ…。どうだ少年。衣服が濡れ、肌に張り付き、下着が丸見えの女の子の姿は?」





「お、お前…。初めからそれが目的で。」




「時に少年。君はあの中では誰が好みか?」




アダムが女子達を指差す。女子達は濡れた衣服や髪を絞ったりしていた。






「私がオススメするのは鍛えた体にバランスの良い胸と尻を持つ沙織は素晴らし――――な、何だあれは!??」




アダムがある人物を見て驚く。






目線の先には規格外の大きさの胸を持つエリーゼがいた。





「あれは兵器か!?おのれ外国め、とんでもない物を作り出したな…。相手にとって不足なし!その胸、揉みしだいてくれるわ!!」




「止めろ。」




エリーゼに向かって走ろうとしたアダムの頭を掴み、徐々に力を入れていく。





「このエロペンギンが!エロいのは菫さんだけで十分だ。」




「ほう、少年。我が同士を知っているのか?」




「ああ…同類ですか、あなた達は…。」




「菫とはエロ兄妹(きょうだい)の契りを交わした仲だ。あいつもいい体をしている。一度触ろうとしたら半殺しにされた。」




アダムは腹部の毛を分ける。そこには斬り傷があった。