「それじゃあ、お邪魔しようかな。」
「決まり〜!早く行こう!」
直樹の手を掴み、部屋を出る。
「(彩華さんといると、本当に楽しいな。)」
心の中で呟く直樹だった。
……………………。
…………。
…。
そして数日が過ぎた。
「遥様〜!!」
空き教室に女子生徒の声が響く。調教を終えた遥が教室を出た。
「まったく、メス豚が。私の直樹に話しかけてんじゃないわよ。あら?いよいよ明日か…。」
壁に貼られた予定表を見る。そこには入学式と書かれていた。
「明日、鳳凰も入学式、魔里と魔由が入ってくる。そして準備が整い次第、鳳凰は龍堂へ宣戦布告…。さあ、どうします?神崎蓮。」
【入学式】
生徒会役員以外は出席自由なので、入学式の朝は静かだ。というか朝5時に誰もいるはずがない。
しかし、校門前に真新しい制服を着て、大量の荷物を持ち、黒髪のツインテールをなびかせる者がいた。
