「本当にこの子は大丈夫かしら?」
「俺がついてますから大丈夫ですよ。」
悠斗が胸を張りながら言う。
「頼りになるわ〜。これからも、この子をよろしくお願いね。」
真里香の頭を撫でてあげる。
「真由香さん。」
振り返ると新生徒会のメンバーと直樹がいて、彩華が持っていた寄せ書きを渡す。
「あらあら、サプライズね〜。ありがとね。」
寄せ書きを見て、目線を戻すと、彩華達が並んで立っていた。
「真由香さん!!」
『今までお世話になりました〜!!』
全員が頭を下げる。
「どういたしまして、みんな頑張ってね。」
「お゛ね゛え゛さぁま〜〜!!!」
「もう、泣きすぎよ真里香ちゃん。」
泣きじゃくる真里香をみんなで囲みながら笑った。
………………………。
……………。
……。
空がオレンジ色に変わっているが、真由香はまだ中庭におり、ベンチに座っていた。
「黄昏(たそがれ)てるんですか?」
「たまにはね。蓮ちゃんも一緒にどう?」
「たまにはいいですね。」
真由香の隣に座る蓮。
