そんな蓮を見た彩華と優華が喜びながら駆け寄る。





「あの2人…シャーク号が楽しみなのか。」




溜め息を吐く直樹だった。






「直樹、そろそろ焼けるぞ。」




「とっとと座れ。」





肉や野菜を焼いていた次狼と総一郎が後ろから声をかける。







「あ、はい!」




直樹は蓮達の歓声を背中に受けながら次狼達の方へ歩いていった。





楽しく食べていると、疲労困憊の蓮達が帰ってきて、みんなで騒ぎながらバーベキューを楽しんだ。






こんな楽しい時間がいつまでも続けばいいと、そこにいた全員が思った。