直樹を放置したまま、2人はイチャイチャしていた。
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「応援で体力回復するって、どうなってんの?」
訓練の最初と最後にあるストレッチをしながら直樹は言った。
「何て言うか…こう…体の底からドーンって感じだ。」
前でストレッチする悠斗が真剣な顔で、よくわからない説明をした。
「そ、そう…。」
何かを諦めた直樹だった。
「そういえばさ。真里香と悠斗以外の風紀委員って何人いるの?」
「3年は引退して、今は155人よ。」
悠斗の隣でストレッチする真里香が答える。
「え!?そんなにいるの?でも今は30人だよね…。」
「委員長の下に30人。副委員長と隊長に20人。みんな用事があったりするから、今日は30人ね。」
「隊長?」
よくわからない直樹は首を傾げる。
「俺と真里香の他に能力に秀でた5人がいてな、部隊分けしてんだよ。」
